部分的な雨漏りの解消

説明: 店内の中央通路に沿って雨漏りする不思議な現象が起きている状況。屋根の棟（尾根）に沿って魚の骨状にほぼ等間隔で雨漏りしていました。天井には照明があり、放置すれば漏電事故の恐れもあります。現場調査した結果、棟と棟とを継ぐシーリングが大幅に劣化しており、折板屋根の重なり目が日射による熱膨張収縮の繰り返しにより継ぎ目が口を開いておりました。根治させたいのですが、大規模修繕の計画があり、今回だけはなるべく低予算、短工期で応急処置したいとのことでした。この解決に、ミラクールバリアを応用し、対処できました。

施工順序：
（１）ブチルテープ、クロステープを棟のシーリング劣化箇所と、折板屋根の重なり目に貼って封じる。劣化したシーリングは打ち変える。
（２）ミラクールバリアを重ね貼り部に塗布する。
（３）遮熱塗料ミラクールを重ね貼り部に塗布する。（金属製の折板屋根の重なり目に日射による熱収縮のストレスをかけないよう太陽光を反射させる。）

※極めて特殊な対応でありこの事例、施工方法では根治を目指すものではありませんが、お客さまのニーズにしっかり向き合いました。