【発足から10年】SDGsの現状は?今こそ企業が取り組むべき理由
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2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みは、今年で10年を迎えます。国際的な研究組織である持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)が毎年発表する「SDGs達成度ランキング」において、日本は2017年以降、スコアが横ばいまたは下降傾向にあり、2023年は世界21位と過去最低を記録しました。しかし2024年の達成度は世界18位と7年ぶりに順位を上げています。
日本のSDGs達成度が伸び悩んだ背景には、企業においてSDGsへの関心が高まりつつあるものの、具体的に何から取り組めばよいのか分からず、実践に結びつきにくい状況があることが、要因の一つとして考えられます。
また、最近ではトランプ大統領が地球温暖化などの地球環境問題に取り組むパリ協定から脱退する大統領令に署名するなど、今後の環境問題への取り組みがますます注目されています。
本記事では、日本がSDGsにどのように取り組んでいるのか、その現状と課題にフォーカスします。
さらに、企業がどのように貢献できるのかを分かりやすく解説していきます。
昨今のSDGsの現状
発足から10年を迎える今、SDGsに積極的に取り組んでいる企業は半数以上あり、年々増加傾向にあります。
発足当初は何から取り組めばいいか分からず、取り組みたくても取り組めない企業も多くありましたが、大手企業を中心に社外に周知していったことで、中小企業にも徐々に浸透していきました。
SDGsへの取り組みは単なる環境問題への対応に留まらず、人材の確保や取引先との関係強化を目的とした戦略的な活動として取り組んでいる企業が多いです。
その背景には、社会全体でのSDGsの認知度向上と、企業活動が地球環境や地域社会に与える影響への意識の高まりがあります。
会社規模が小さくなるにつれて取り組み率も低下
日本の大企業の約7割がSDGsに積極的に取り組んでいる一方で、中小企業では約5割、小規模企業では約4割と、企業規模が小さくなるにつれて取り組みの割合が低下している傾向にあると言われています。
この違いの要因としては、大企業がより多くの資金や人材を活用できる環境にあること、また社会的な責任に対する期待が高いために優先的に取り組んでいることが挙げられます。
一方で、中小企業や小規模企業では、リソースの不足やSDGs活動の直接的な経済的メリットが見えにくいことが障壁となっているようです。
また、SDGsの17の目標のうち、企業が現在最も注力している項目は「働きがいも経済成長も」が高い割合を占めていると言われており、この目標に注力する背景には、従業員が快適に働ける環境を整えることが、企業の持続可能な成長につながるという考え方が広がっていることが考えられます。
次いで、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」や「つくる責任つかう責任」といった目標が注目されており、再生可能エネルギーの導入やリサイクル活動が具体的な取り組みとして進められています。
さらに、「気候変動に具体的な対策を」も多くの企業において重要視されており、カーボンニュートラルを目指す製品やサービスの提供が行われているようです。
SDGsに取り組む企業7割が効果を実感
全体的な傾向として、SDGsに取り組んだ企業の約7割はその効果を実感していると言われており、実際に売上げ増加や、競合他社との差別化、新規事業立ち上げなどといった効果を実感しているようです。
SDGsへの取り組みは、社会貢献のみならず、ビジネスの成長を促進する戦略としても注目されており、新規顧客の獲得や新事業の立ち上げといった経済的なメリットをもたらしています。
また、これらの取り組みは職場環境の改善にもつながり、従業員の意識や働きがいを向上させています。
こうした効果は、「働きがいも経済成長も」というSDGs目標の実現に寄与しており、企業の成長と持続可能な社会の構築を両立する重要な活動といえるでしょう。
SDGsが企業活動に与える影響は多岐にわたり、企業規模を問わず持続可能性を意識した経営が求められる時代に突入しています。
今後もSDGsを活用した成功事例が増えることで、多くの企業がその取り組みに参加し、より良い未来を目指す動きが広がることが期待されます。
シロキコーポレーションが企業のSDGs推進をお手伝いします
環境問題への取り組みが重要視される中で、企業のSDGs推進が注目されています。
調査結果からも、環境問題に関する目標を掲げる企業が増えており、地球環境への配慮が企業価値向上の鍵となっていることが明らかになりました。
シロキコーポレーションは、建物改修を通じて企業のSDGs推進を支援し、持続可能な社会の実現に貢献します。
遮熱対策が地球環境と社内環境の両方を改善できる
遮熱塗料ミラクールは、工場や倉庫、店舗の屋根や外壁に塗布することで、室内温度の上昇を抑え、空調電力量の削減につながる優れた製品です。
ミラクールを使用することで、二酸化炭素排出量を削減し、地球温暖化の抑制や環境負荷の軽減に貢献します。
さらに、快適な作業環境を実現することで従業員の働きやすさを向上させ、SDGsの目標である「働きがいも経済成長も」の達成にも寄与します。
シロキコーポレーションでは、遮熱塗料ミラクールなどの優れた製品を通じて、企業のエネルギー効率向上とコスト削減を支援し、SDGsの達成や企業の社会的な責任(CSR)の強化にも貢献しています。
持続可能な未来に向けた取り組みを、ぜひご検討ください。
遮熱塗料ミラクールについて、詳しくは下記のリンクをご覧ください。
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シロキコーポレーションのミラクール施工事例一覧
建物改修で建設廃棄物の発生を抑える
老朽化した工場や倉庫の改修工事は、建て直しに比べて建設廃棄物を大幅に削減できる効率的な選択肢です。
改修工事では既存の構造物を活かし、廃棄物を最小限に抑えつつ工事期間を短縮できます。
この取り組みは、SDGsの「つくる責任つかう責任」や「働きがいも経済成長も」の目標推進に寄与します。
シロキコーポレーションでは、改修工事を通じて建物の耐久性を向上させ、資源の無駄遣いを防ぐとともに、企業のエネルギー効率やコスト削減が実現可能です。
さらに、従業員にとって快適で安全な作業環境を提供し、企業活動の持続可能性を高めます。
環境保護と経済的メリットを両立する改修工事で、企業のSDGs達成をサポートしています。
企業のイメージアップ、ステークホルダーとの関係性も良好に
SDGsへの取り組みは、企業のイメージアップやステークホルダーとの関係性向上など多くのメリットをもたらすため積極的に取り組みたいと考えている企業が多いです。
SDGsへ取り組んでいる企業は、顧客や地域社会からの信頼を得やすくなり、人材確保や従業員のモチベーション向上にもつながります。
シロキコーポレーションは「地球環境に優しく働きやすい職場環境の創生」を目指し、環境負荷の軽減や作業環境の改善を実現し、企業の評価向上を支援しています。
SDGsを戦略的に活用することで、社会的な責任を果たしつつ、信頼される企業としての地位を築くことが期待できます。
まとめ
本記事では、日本のSDGsへの取り組みの現状と課題を解説しました。
SDGsは環境、社会、経済の持続可能な発展を目指す指針であり、今後も企業が協力して取り組むことが求められます。
シロキコーポレーションは地球の環境問題、そして企業の社内環境、両方の改善をサポートいたします。