新入社員が定着する職場へ!工場・倉庫の安全対策と快適な作業環境づくり

新入社員が定着する職場へ!工場・倉庫の安全対策と快適な作業環境づくり

フレッシュな新入社員が加わると、社内も明るくなり、活気が生まれます。
初々しい姿を見て、職場に笑顔が増えることもあるでしょう。
そんな貴重な人材である新入社員が安心して働き続けるためには、安全で快適な職場環境づくりが欠かせません。
仕事を早く覚えようと意欲的に取り組む一方で、危険を察知しづらく、労災につながるケガや事故のリスクが高まる
こともあります。
今回は、新入社員の定着につながる職場環境づくりと、工場・倉庫で起こりやすい危険についてご紹介します。

新入社員が定着するために大切な職場環境

鏡の前で意気込む新入社員

新入社員の中には、職場環境の快適性を重視する人も多くいます。
長く働いている人にとっては当たり前のことでも、新入社員にとっては不安や不快感の原因になることがあります。
新しい仲間が増えるこのタイミングで、職場の「当たり前」を見直し、より働きやすい環境を整えることが大切です。
これは、時代の変化に適応しながら職場環境を改善する良い機会にもなります。
新入社員の定着に大切な職場環境づくりのポイントを解説します。

しっかり休める休憩スペース

工場や倉庫では、勤務人数が多くなるほど、しっかり休める休憩スペースを確保しにくいことがあります。
ベテラン社員であれば、自分のデスクでリラックスして休憩できたとしても、新入社員はそういう訳にはいきません。
デスクにいれば電話応対などに気を取られ、気持ちをしっかり切り替えて休むことが難しくなる場面もあります。
周囲を気にせず休める専用の休憩スペースを用意することで、仕事のメリハリがつき、仕事の効率アップに繋がります。

清潔感のある職場環境

工場や倉庫では、日々の作業や物の出し入れが多く、どうしても掃除が行き届きにくいことがあります。
長く働いていると慣れてしまいがちですが、清潔感のない職場環境は気持ちの良いものではありません。
人によっては「ちょっと嫌だな・・・」と感じたことをきっかけに、ほかの点も気になってしまい、働く意欲が下がることもあります。
こうした事態を防ぐためにも、清掃のルールや体制を整え、清潔な環境を維持できるように心掛けましょう。
綺麗な職場は、社員のモチベーションや定着率の向上にもつながりますし、マイナスになることはありません。

安全対策の意識

さまざまな作業や機械が稼働する工場や倉庫では、常に危険と隣り合わせというケースも珍しくありません。
また、建物の構造自体が劣化していたり、エアコンなどの空調管理が十分でない場合もあります。
安全対策の意識は、新入社員のためだけでなく、すべての従業員が安全かつ安心して働ける環境づくりのために欠かせません。
大きな事故が起きてからでは取り返しがつかないこともあるため、定期的な見直しや改善を行うルーティンを作っていきましょう。

工場・倉庫で考えられる危険

工場・倉庫内での事故

工場や倉庫では、デスクワークとは異なり、日々の業務の中に潜む危険を予測することも大切です。
安全性を保つことも、現場仕事の重要なポイントといえるでしょう。
工場や倉庫で考えられる危険なケースを基に解説します。

職場環境による体調不良

近年の温暖化の影響もあり、夏場は職場での熱中症が増加しています。
特に工場や倉庫では、建物の断熱性が低かったり空調設備が十分に整っていないことも多く、気温が30℃を超える日は危険を感じる暑さになることもあります。
熱中症や脱水症状を起こすと、命に関わる重篤な状態に陥る可能性もあるため、職場環境の対策は不可欠です。
働く人が体調を崩すような環境では、人材の確保や定着にも悪影響を及ぼしかねません。

作業場所不良によるケガ・転倒

作業場所の環境が整っていないことで、ケガや転倒につながることがあります。
よくあるのが床の段差やヒビによって起こるアクシデントです。
工場や倉庫では、フォークリフトや台車などの使用により床が損傷しやすいです。
そのため、作業を行う場所の環境を定期的に確認し、不良箇所がないかチェックするようにしましょう。

機器や設備の正しい使用と安全管理

工場や倉庫には、さまざまな機械や設備を使用することがあります。
職場環境に応じた正しい使用と安全管理をしなければ、大きな事故につながりかねません。
正しく使わなければ、危険を招くことになります。
特に慣れてきた頃が一番油断しやすいので、毎日の安全管理を怠らないようにしましょう。

荷崩れや落下によるケガ

工場や倉庫では、荷崩れや荷物落下によるケガもよくあります。
段差や傾斜のある床では、荷物や機材を置いた際に安定感が悪く、事故を引き起こす原因になります。
荷崩れや荷物の落下は、目に付きにくい場所で発生する可能性も多く、現場でよく見られる危険な事例です。

労災リスク軽減!工場や倉庫の安全対策3種

安全対策が行われ労災リスクが軽減した工場・倉庫の従業員

工場や倉庫で働く新入社員は、特にケガや事故による労災リスクが高いです。
現場に慣れていないが故に起こってしまうケースもありますが、職場環境の安全管理が不足していることで起きてしまう事例も少なくありません。
職場環境の快適さを追求することは、自然と安全対策に繋がり、労災リスクを減らすことができます。
工場や倉庫の安全対策におすすめする3つの方法について解説します。

熱中症対策

年々暑くなる日が多くなり、屋内外問わず熱中症の事例が増えています。
熱中症で倒れると、頭部を床に打ちつけることがあり、さらに深刻なダメージを引き起こす可能性があります。
このような事態を防ぐためにも、安全対策が施された職場環境をつくることは、企業側の重要な責務です。
対策としては、空調設備の設置に加えて、遮熱効果のある塗料を使用することも有効な手段です。

段差・ヒビ割れ等の補強

床の段差やヒビ割れをそのまま放置していませんか?
自分の職場に思い当たるところがある人も多いでしょう。
段差やヒビ割れをそのままにしていると、転倒や商品の損傷を引き起こすだけでなく、機械の不良を招く原因にもなります。
安全対策を進めていくなら、まずは足元から見直しましょう。

建物の劣化補修

建物の劣化が進んでいる工場や倉庫をよく見かけます。
サビだらけの外壁やヒビが入った外壁、雨漏りした屋根など、危険を感じる症状が目立つ建物も多いです。
そのまま放置していると、台風やゲリラ豪雨、雪、地震などで致命的な損傷生じる可能性があります。
普段は特に問題がないからとそのままにしていると、被害が大きくなるため注意しなくてはいけません。
また、建物の劣化が著しいと、見た目が古びて職場の印象が悪くなるため、人材確保にも悪影響を及ぼします。
補修費用を最小限に抑えるためにも、早めの対策を検討しましょう。

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まとめ

本記事では、新入社員が定着するために、工場や倉庫での安全対策と快適な作業環境づくりについて解説しました。
働きやすく安全な職場環境は、新入社員の労災リスクを軽減できるだけでなく、仕事の効率アップにも繋がります。
特に、普段見慣れてしまうと、危険な部分や安全性に欠けた環境を、当たり前に感じてしまうことが多いので注意しなくてはいけません。
夏場は、うだるような暑さやゲリラ豪雨、台風などが頻繁に起こる時期です。
改めて職場環境の安全性を見直して、早めの対策を進めていきましょう。
シロキコーポレーションでは、安全かつ快適な職場環境のために、熱中症対策や防水対策、壁や床の劣化補修など、問題点に合わせて最適な工法のご提案が可能です。
職場環境の改善をご検討の際は、ぜひシロキコーポレーションまでお問い合わせください。

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